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テレビはスマホやパソコンに比べて画面が大きいため、映像も文字も見やすく、動画を視聴するのにぴったりのデバイスです。
「でも、うちのテレビは古いから…」と、テレビで動画を見ることを諦めてしまっている方もいるかもしれませんが、古いテレビでも動画を見る方法はあります。十年以上前に買ったテレビでも、ネット非対応のテレビでも見れる可能性はありますよ!
そこで今回は、古いテレビでYouTubeやTVerなどの動画を見る方法をご紹介します。
古いテレビでYouTubeやTVerなどの動画を見る3つの方法
古いテレビでYouTubeやTVerなどの動画を見る方法には、以下のようなものがあります。
- セットトップボックスを使う
- スマホとケーブルを使う
- 家庭用ゲーム機を使う
なお、どの方法もHDMI端子付きのテレビとインターネット回線が必須です。
方法1:セットトップボックスを使う
1つ目は、「セットトップボックス(STB)」と呼ばれる、テレビにインターネット動画などのコンテンツを表示するデバイスを使う方法です。
セットトップボックスは、Amazonの「Fire TV Stick」や、Googleの「Chromecast」などが有名です。ただChromecastはすでに生産終了しているので、これから購入するならFire TV Stickが良いでしょう。
方法2:スマホとケーブルを使う
2つ目は、スマホとケーブルを使ってスマホの画面をテレビにミラーリングする方法です。
ミラーリングにはHDMIケーブルに加え、スマホの種類に応じた変換アダプタが必要となります。iPhoneの場合は「Lightning-Digital AVアダプタ」を、Androidスマホの場合は「USB-C-HDMIアダプタ」を用意しましょう。
ただし、Androidスマホは「DisplayPort Alternate Mode(DP Altモード)」に対応していないとHDMIケーブルでのミラーリングはできないのでご注意ください。
方法3:家庭用ゲーム機を使う
3つ目は、家庭用ゲーム機を使う方法です。
テレビで動画を見るのに使用できるのは、「Nintendo Switch」と「PlayStation 3」「PlayStation 4」「PlayStation 5」です。Nintendo Switch LiteやとPlayStation 2以前のものは使用できません。
なお、この方法ではYouTubeは見れますが、TVerは見れないのでご注意ください。
テレビのHDMI端子が足りない場合の対処法
テレビのHDMI端子がすべて使われていて空きがない場合は、「HDMI切替器」を使うと良いでしょう。
avedio linksのHDMI切替器は、テレビのHDMI端子と切替器を付属のケーブルで接続することで、HDMI端子を3つに増設できます。
「そもそもテレビにHDMI端子がない」という場合は、残念ですがHDMI端子付きのテレビに買い替えるほかありません。
Fire TV Stickを使って古いテレビで動画を見る方法
Fire TV Stickを使って古いテレビで動画を見る手順は以下のとおりです。
- 電源ケーブルとFire TV Stickを接続する
- 電源ケーブルと電源アダプタを接続する
- Fire TV StickをテレビのHDMI端子と接続する
- 電源アダプタをコンセントに差し込む
- テレビのリモコンでFire TV Stickが差し込まれている入力に切り替える
- Fire TV Stickのセットアップをおこなう
- テレビの「アプリストア」から動画アプリをダウンロードする
- テレビで動画アプリにログインして動画を再生する
接続方法やアプリのダウンロード方法については以下の記事で解説していますので、そちらをご覧ください。
スマホとケーブルを使って古いテレビで動画を見る方法
スマホとケーブルを使って古いテレビで動画を見る方法を、「iPhoneの場合」と「Androidスマホの場合」の2パターンに分けてご紹介します。
iPhoneの場合
iPhoneの場合、古いテレビで動画を見る手順は以下のとおりです。
- iPhoneと変換アダプタを接続する
- 変換アダプタとHDMIケーブルを接続する
- HDMIケーブルをテレビのHDMI端子と接続する
- テレビをHDMIケーブルが差し込まれている入力に切り替える
- iPhoneの「App Store」から動画アプリをダウンロードする
- iPhoneで動画アプリにログインして動画を再生する
- iPhoneのマナーモード(消音モード)を解除する
iPhoneと接続する変換アダプタにはApple純正のLightning-Digital AVアダプタを使用しましょう。価格は高めですが、純正以外だとミラーリングできない場合があります。
HDMIケーブルは規格や転送速度、長さなどに注目して選びましょう。Snowkidsの「HDMIケーブル 2.0」なら4K対応の規格・転送速度で、かつ0.3m~10mのバリエーションから長さを選べます。
Androidスマホの場合
Androidスマホの場合、古いテレビで動画を見る手順は以下のとおりです。
- Androidスマホと変換アダプタを接続する
- 変換アダプタとHDMIケーブルを接続する
- HDMIケーブルをテレビのHDMI端子と接続する
- テレビをHDMIケーブルが差し込まれている入力に切り替える
- Androidスマホの「Google Play」から動画アプリをダウンロードする
- Androidスマホで動画アプリにログインして動画を再生する
変換アダプタはAnkerの「PowerExpand+ USB-C & HDMI 変換アダプタ」がおすすめです。4Kに対応していますし、高耐久性ナイロンを採用しており、引っ張りやねじりに強いです。
家庭用ゲーム機を使って古いテレビで動画を見る方法
家庭用ゲーム機を使って古いテレビで動画を見る方法を、「Nintendo Switchの場合」と「PlayStationの場合」の2パターンに分けてご紹介します。
Nintendo Switchの場合
Nintendo Switchの場合、古いテレビで動画を見る手順は以下のとおりです。
- テレビとNintendo Switchを接続する
- Nintendo Switchのセットアップをおこなう
- テレビの「ニンテンドーeショップ」から動画アプリをダウンロードする
- テレビで動画アプリにログインして動画を再生する
PlayStationの場合
PlayStationの場合、古いテレビで動画を見る手順は以下のとおりです。
- テレビとPlayStationを接続する
- PlayStationのセットアップをおこなう
- テレビの「メディア」から動画アプリをダウンロードする
- テレビで動画アプリにログインして動画を再生する
テレビで動画を見る際の3つの注意点
テレビで動画を見る際は、以下のような点に注意しましょう。
- 安定したインターネット環境が必要
- 視聴履歴や保存した動画を家族に見られる可能性がある
- テレビではTVerのリアルタイム配信は視聴できない
注意点1:安定したインターネット環境が必要
今回ご紹介した方法でテレビで動画を見る場合、インターネットに接続することになるため、安定したインターネット環境が必要です。
モバイルデータ通信より有線やWi-Fiでの通信のほうが安定しているので、自宅に有線やWi-Fiでインターネットに接続できる環境がない場合は、光回線やモバイルルーターの導入を検討しましょう。
注意点2:視聴履歴や保存した動画を家族に見られる可能性がある
家族共用のテレビで動画を見る場合、個人のアカウントで動画アプリにログインすると、視聴履歴や保存した動画を家族に見られる可能性があります。見られたくない場合は新たにアカウントを作成し、そのアカウントでアプリにログインしましょう。
注意点3:テレビではTVerのリアルタイム配信は視聴できない
TVerのリアルタイム配信はスマホやパソコンでは視聴できますが、テレビでは視聴できません。今後テレビで視聴できるようになる可能性もなくはないですが、現時点ではできないので注意しましょう。
まとめ
今回は、古いテレビでYouTubeやTVerなどの動画を見る方法をご紹介しました。
古いテレビでもHDMI端子があれば、セットトップボックス、スマホとケーブル、家庭用ゲーム機などを使うことでテレビで動画を見ることができます。
HDMI端子が足りない場合は、HDMI切替器の購入を検討してみてください。HDMI端子付きのテレビに買い替えるより少ない低予算でテレビで動画が見れるようになりますよ。
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